「一つのことに集中しよう」〜『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』(ゲアリー・ケラー)〜
『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』(ゲアリー・ケラー)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41pMxIeZZpL._SX342_BO1204203200_.jpg http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4797375116/choiyaki81-22/
年末年始に読み返している一冊。
本書の主張は単純明快。「一つのことに集中しよう」。
なぜ一つのことに集中すべきなのか。PART1にて、「嘘」と題して、一般に信じられているけども実は真実ではないことをあばきつつ、その理由が述べられる。
PART2では、一つのことに集中することで得られる効果を。
そして、どのようにして1つのことに集中するのかが、PART3にて語られる。
**目次**
PART1 嘘 私たちを惑わし、つまずかせるもの
PART2 真実 生産性へのシンプルな道
PART3 目覚ましい成果 秘められた可能性を解放する
本書で一貫して投げかけられている「的を絞る質問」
**『それをすることで他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような「一つのこと」は何か?』**
は、是非とも頭に入れておきたいと思う。
ただ単に、何に集中しようか、と考えても答えは出にくい。そんな中、「他のすべてがもっと容易になるか不必要になる」という指針に沿って一つのことを定めていくのは、一つを見定める基準の役割を果たしてくれるだろう。
ぼくは、この本になぜか大きく刺激を受ける。誰にとってもそうなるかはわからないけど、少なくともぼくは本書をこれからも何度も読み返すと思う。
「一つのこと」を見極めるためにも。
発行:2014